頼総統は、「春節休暇が終わり、台北国際ブックフェアが開催され、喜ばしいことが続いている。台北にとって嬉しいイベントであるだけでなく、台湾にとっても盛大なイベントだ。『株への投資にはリスクを伴うが、自分への投資は、利益を得ることがあっても損することはない』。知識はパワーとなる。本を買うことも読むことも非常に価値のあること。台湾の人々がブックフェアを訪れることを期待している。同時に、ブックフェアに参加する29か国の文化の世界へ、皆さんを招待したい」との喜びを語った。
Paola Segh主任によると、アジアは同協会が欧州市場に次いで出版著作物を販売する2番目の主要地域。イタリアにとって、台北国際ブックフェアへの参加はまたとない機会で、ドイツ・フランクフルト ブックフェアに次ぐ重要なアピールの場となっている。イタリアが寛容と統合の概念を持つ国だとするMarco Lombardi代表は、ゲスト国となる今年のブックフェアで、イタリアから11人の作家が台湾を訪れ、交流を行うと説明した。彼らの作品を紹介すると共に、欧州全体の文化遺産をアピールできるよう望んでいる。
開幕式では、注目のブックフェア大賞および金蝶賞の受賞式も行われ、頼総統によって賞が授与された。すべての受賞者が一堂に会し、自ら賞を受け取ったことは、これらの賞が、いかに重視されているかを示すもので、共に喜びを分かち合った。総統就任後、初めてブックフェアに参加した頼総統は、開幕式の後、テーマ国イタリアのパビリオン、文芸書、国立台湾大学出版中心、人文書、台湾漫画などの展示エリアを参観し、出版業界への支援を行動で示した。